賃貸のいいところに引き続き、持ち家編!
どちらがいいのか比較できるかなぁ~?
お家を建てるのにかかるお金、いくらだろう?
賃貸はわかりやすかったけれど、持ち家に関しては未知の世界。
何にどれだけかかるのか、ひとつづつ考えてみよう。
家を建てるのにかかるお金
・土地の購入費用(私の場合、父の土地当てにしているため不要)
・土地の地盤改良工事(建物の広さによって変わるそうな、我が家平屋のため少しお高めって言われた)
・建物を建てる費用(こだわればこだわるほど高くなる恐怖が待っている。みんな最後にアレンジ工事辞めてみたりして調整をするらしい)
・給湯器の設置などの費用(建物には含まれていなかった。絶対に必要なのにね)
・住宅ローンの金利(全額キャッシュの方は不要、私も金利ないって言ってみたかった。変動金利と固定金利があって、どちらがいいのかは考え方次第)
・住宅ローンの保証料やら抵当権設定やら、諸々の費用(借りるところによって変わるそうな)
・外構工事(私はやらないって言ったら、父が隣地の境界ブロックだけやってくれた!ラッキー)
・水道引き込み工事や水道加入金(後出しじゃんけんの様に後から言われる)
・下水に関係する費用(下水道の受益者負担金って、土地の広さに応じて変わる。市町村によって1㎡当たりの金額も変わる)
・残土処理等の費用(建物の基礎の高さによって変わるらしい)
・建物や土地の登記費用(地味に高い)
・火災保険、地震保険(住宅ローンする場合は加入は必要だって、その後は義務ではないらしい)
・地鎮祭など(地縛霊が居たら怖いしね)
・不動産取得税(買ったときに掛かる税金で一度だけ納付するもの、軽減措置もあるから建物の金額によっては掛からないことも?土地と建物の両方が対象)
・引っ越し費用(我が家の場合、自分で運ぶことにした)
・テレビやインターネットなどの引き込み工事などの費用(迷い中、後日ブログにのせるね)
・家具やカーテンなど、新たに必要となる事もある
家を建てた後からのお金
・建物の修繕費(よくあるのは外壁修繕とか雨漏りとか、長く住んでいれば水回りの大規模リフォームとかも必要になる事も)
・建物の付属設備の修繕費(物はいつかは壊れる。給湯器とかコンロとか。便器が割れるとか、これ以上太らないようにしようっと)
・火災保険、地震保険(持ち家は義務ではないらしい。でも入っていれば安心)
・固定資産税等(今後毎年支払う税金。家を建てた翌年から5月頃に納付書が来るはず、こちらも数年だけど新築住宅の税額軽減の特例があるよ)
我が家の場合はいくらになるのかって言うと・・・
ちなみに私の場合、何度も言うけど土地は父の土地に建てるから土地代はいらない。
なので必要な費用は、地盤改良工事と建物の費用とその他の諸費用概算額(住宅ローンの諸費用、給湯設置費用、水道関係の費用、汚水関係の費用、登記費用、火災保険など)ということになる。
一番最初に決めた金額が2,000万円!!(土地代は含まず)
これ以上は出せないと言って、住宅展示場とかに行ってみた。
結論としては間取り3LDKの平屋で、少し足が出たくらいで建てれました。
まだ建設中だから、確定とは言えないけれどね。
今は物価がどんどん上がってきているし、金利も上がりそうな予測も出ているから、これからも価格で建てれるとは限らないけれど、建設をお願いしている業者さんにはこれであとは建つのを待つだけって言われたよ。
いろんな設備を欲しいと言って、お金がないからあきらめて、父の思い付きに振り回されて、色々なことがあったのは、このブログに追々記載したいと思う。
持ち家のメリットを考えてみよう
やっぱり一番は、一生住める場所が出来たって安心感だよね。
終の棲家ってやつだ。
賃貸の場合は、どこでも好きなところに行けるって考えていたけれど、住んでる住宅が古くなったりオーナーが相続や売却したりすれば取り壊しのリスクもあるし、ずっと住める場所ではないってことでもある。
でも自分の家ならば追い出されないし、年取ってから引っ越さなくてもいい。
それってかなりの安心感だと思う。
次のメリットは、住宅ローンが終われば自分の資産になること。
自分の資産ということは、自分の自由にできるってこと。
例えば、老後に娘ちゃんが住むのなら譲って自分だけ賃貸で暮らしてもいい。(もちろん賃貸は娘ちゃんに払ってもらうけど)
例えば、第3者に賃貸してもいいかもしれない。(契約するなら定期借家など期限を決めた契約が良いだろうね)
例えば、売却して老人ホームなどに入居してもいいかもしれない。(娘ちゃんに迷惑かけないようにね)
例えば、友人達とシェアハウスにしてもいいかもしれない。(一緒に住んでもいいってほどの仲良しはなかなか居ないけど)
例えば、事業を起こして事務所にしてもいいかもしれない。(そんな面倒そうなこと絶対にしないだろうけど)
将来の選択肢は無限に広がっていくね。
あと、住宅ローンが終われば家賃を払わなくてよくなること。
これも老後になると年金暮らしだろうし、かなり助かるよね。
賃貸であれば、年金だろうと無収入だろうと家賃の支払いは免れない。
今の現役の5万円と年金生活の5万円、同じ金額だけど価値がかなり違うと思う。
娘ちゃんに援助してとか言わなくても良いように、計画的に考えていかないとね。
自分の資産になると言えば、間取りや内装を自分流にカスタマイズできるよね。
壁に穴開けてもOK!
本棚を作り付けてもOK!
テレビを壁付けにしてもOK!
壁紙を季節に応じて変えてもOK!
コンセント足りなかったら増設してもOK!
壁を取っ払って部屋を広くしてもOK!
なんでも好きにやっちゃって!!
あぁそうそう、修繕の有無やタイミングを自分で決められることもあるよね。
持ち家であれば、修繕するかどうかも自分で決めれる。
外壁の修繕を10年後にするか15年後にするか、それともしないのか、選択肢がある。
修繕の種類も自分で決めれる、どの範囲をするのかとか、どの材料にするのかとか。
ちなみに、マンションの購入は持ち家にはなるけれど、大規模修繕工事の積立やらエレベーターなどの共益部分の費用などの支払いはずっと続く。高いマンションだと4~5万円とか払うらしい。しかも、これから物価が上がることを考えると、修繕積立金の不足分などを追加徴収されるかもしれない。
だから、このメリットは持ち家ならではなのだと思う。
最後に、ペットの飼育ができるってこと。
犬でも猫でも馬でもウサギでも豚でも鳥でもアルマジロでも、好きに飼っていいよ。
でもクマは怖いからやめておこうね。食べられちゃうからね。
我が家の場合、親子そろって重度のアレルギーがあるから、金魚とメダカがペットだけれど。
いつの日か夢は広がる~~。
持ち家のデメリットを考えてみよう
持ち家のデメリットといえば、住み替えが簡単にできないってことだよね。
例えば、転勤があっても家は移動できない
例えば、子どもの学校が遠くても家は移動できない
例えば、娘ちゃんが遠くで働きだしても家は移動できない
例えば、急に漁師になりたくなっても海の近くには移動できない。
例えば、野良クマが近所を徘徊しても家は移動できない。
例えば、ご近所トラブルがあっても家は移動できない。
持ち家のデメリット、次に考えられるのは住宅ローン以外にも税金や火災保険がかかるってこと。
固定資産税に関しては、土地と建物の両方に掛かってくる。建物に関しては、耐用年数が古くなってくればどんどん価値が下がって固定資産税も安くなるけれど、土地はその場所の利便性によって上がる可能性もある。
都会のいい場所であれば、もともとの地価も高いからね。(もし気になるなら国税庁の路線価の価格を調べてみると良いよ)
あとは、持ち家の場合は任意ではあるものの火災保険や地震保険もある。
2022年10月から、損害保険料率算出機構が火災保険の適用期間を10年から5年に短縮することにしたそうな。これによって、長期の割引も減額されてしまったってこと。まぁ、賃貸物件でも毎年火災保険払っていらから(賃貸は火災保険に加入しないといけないからみんな払ってるはず)同じことなのだけど、建物の違いから持ち家のほうがやっぱりお高くなってる。
他にも同じような理由で、修繕を自分でしないといけないってことがある。
賃貸では、付属設備が壊れたらオーナー様が負担してくれたけれど、持ち家は誰も負担してくれない。
自分のものなのだから当たり前だけど、大規模な修繕だと100万円単位でかかったりする。よくあるのは、外壁塗装や雨漏り補修、台風などの天災による補修工事などもある。
数年前の台風では、屋根が飛んでしまったとかでブルーシートで屋根をを覆ってる家がテレビに映ったりしてたけど、全額を保険でカバーできるとは限らない。
しかもあの時は、職人さんも足りなくて他県から応援に駆け付けたとか、修理までに数か月待たされたとか、大変そうだったよね。
賃貸なら、他のお部屋に引っ越すという選択肢があるけれど、持ち家ではそうも言ってられないもんね。これは結構なデメリットなんだと思う。
あとは、家族の人数が変わっても家の総面積は変わらないってこと。
間取りを変えるのはできるけどね。
子どもの独立とか、親との同居とか、子どもの家族が引っ越してくるとか、色々と一緒に住む家族の人数は変わるでしょ?
2階建てを建てたけど、子どもは独立して自分は年老いて2階は使わなくなったとか、よく聞く話だよね。風通しのために時々窓を開けに行くのも大変ってボヤくおば様方の話を聞いたこともあるわ。
賃貸なら、狭ければ広いところへ、広ければ狭いところへ引っ越せはOKだから。
持ち家って、自由なようで自由でないってことなのかも??
最後に考えられるのは、親の家を相続したりして持ち家が複数になった場合の対処が必要となること。
親の家が売れる家ならば、又は、更地にして売れる場所ならば問題はないけれど。
売れない場所だと固定資産税が2倍かかるってことだよね。
売りに出ていて数年たってそうな中古住宅をよく見るけれど、空き家認定されると固定資産税も高くなるって言われているから、管理も大変なんだろうなぁって思う。
自分の家がなければ親の家に住むって選択肢もあるしね、場所さえOKならだけど。
自分が子どもの時から住んでる家ってことは、それなりの年数が経ってるってことで、そのまま住むにしてもリフォームしないといけなくなる可能性も高い。
最近ときどき聞くのは、親の家に子ども世帯が住むって話。
そうなってくると完全なデメリットではないのかもって気もしてくるけれど、どうかしら?
持ち家のメリットとデメリット・結論
持ち家のメリット
- 一生住める場所が出来た安心感
- 自分の資産となる
- 住宅ローンが終われば家賃を払わなくてよくなる
- 間取りや内装を自分流にカスタマイズできる
- 設備などを自分のタイミングで変えることができる
- ペットの飼育ができる
持ち家のデメリット
- 住み替えをしにくい
- 固定資産税などがローンの他にかかる
- 修繕を自分でしないといけない
- 家族の人数が変わっても間取りを変えられない
- 災害があった時に自分で何とかしなくてはならない
- 相続などで家を相続した場合、持ち家が複数になり管理が大変